樹脂の誤解

樹脂の誤解

天然樹脂と合成樹脂(プラスチック)

樹脂に対する誤解は、一般的には松脂や漆などの天然成分や動物性の膠を指すことが多いです。これは古くからの概念です。しかし、近年ではプラスチック製品も一般的に樹脂と呼ばれることがあり、これが混乱の原因となっています。

天然の樹脂やその代替品には木から得られる成分も含まれますが、プラスチックは主に鉱物性(石油)由来であり、人工的なものです。そのため、樹木を尊ぶ立場からすると、プラスチック製品に「樹」という文字を使うことに違和感を覚えるのも理解できます。

樹脂という言葉を使わずにプラスチックを表現すべきだという考え方もあります。天然と聞けば貴重なものを連想し、一方でプラスチックは粗末なものと考えられがちですが、両者にはそれぞれ長所と短所があります。商品を選ぶ際にはその特性を考慮しましょう。

ABS樹脂食器(プラスチック)

非常に耐久性があり、衝撃に強い。比重が軽く、割れにくく、寸法精度も強度。塗料の密着度は強くはげにくい。

耐熱樹脂食器(プラスチック)

寸法精度が強度で、反りにくく、非常に耐久性がある。耐熱温度が100℃~120℃と高いため、食器洗浄機や乾燥機を繰り返し使用しても十分耐えられる。塗料の密着は大変強く、はげにくく、また傷つきにくい。

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