ひとり用セイロ・湯豆腐セット|鞠子の樹「独楽(ひとり)蒸す」
鞠子の樹 ― 独楽(ひとり)蒸す & その道具たち
ひとりの時間を、蒸して愉しむ。
湯が沸き、白い湯気が立つ。
小さなセイロの蓋を開ける。
それだけの時間が、なぜか少し贅沢に感じられる。
「鞠子の樹 ― 独楽(ひとり)蒸す ―」は、 ひとりで食べるためだけの道具ではありません。
湯豆腐を愉しむ。
おやきや饅頭、野菜を蒸す。
ときには茶を焙じ、その香りを愉しむ。
日々の暮らしの中で、ひとりの時間を少しだけ愉しくする。
そんな道具として仕立てました。
そして、ときには外へ。
家で愉しむ「独楽蒸す」を、そのまま外へ持ち出してみる。
車で出かけた先で。
ひとりキャンプで。
景色のいい場所で、少しだけ湯を沸かす。
そんな使い方から、少しずつ「鞠子の樹」の道具たちが増えてきました。
道具を包んで、旅へ。
鞠子の樹 ― 旅道具袋 ―
「独楽(ひとり)蒸す」を持ち運ぶために選んだ、 生成りの厚手コットンの巾着袋です。
鞠子の樹の古印は、布に定着する特殊顔料を用い、 一つひとつ手押しで印しています。
道具を包むところから、旅は始まります。
蒸す道具も、盛る器も。
ひとつの袋に収めて。
小さな火を、風から守る。
鞠子の樹 ― 旅の風除け ―
屋外では、小さな火ほど風の影響を受けます。
そこで「独楽蒸す」と組み合わせて使える、 折りたたみ式の風防を選びました。
これは当店で製造したオリジナル品ではなく、市販品から選んだものです。 同様の風防にはさまざまな大きさや形がありますので、 ご自分の使い方に合ったものを探していただくのもおすすめです。
蒸したら、盛る。
「鞠子の樹」の道具は、新しく作ったものばかりではありません。
かく丸漆器問屋の蔵には、 昭和の頃から眠っている器がまだあります。
その中から、今の暮らしや旅にも似合うものを選び、 もう一度、道具として使ってみる。
古くから蔵に眠っていた器に、新しい役目を。
鞠子の樹 ― 旅の盛器 ― 春慶
おにぎり、おやき、蒸した饅頭、果物や菓子などを、 気軽に盛るための春慶調の手付き盛器。
黒い持ち手は倒すことができ、重ねて収納することもできます。 持ち手を倒せば「旅道具袋」にも収まります。
鞠子の樹 ― 旅の小皿 ― 野菊
旅の途中に、野の花を一輪。
小さな野菊を彫り込んだ、どこか懐かしい銘々皿です。
おやきや蒸した饅頭、和菓子、果物などを少しだけ。 「独楽蒸す」で蒸したものを、一人分ちょこんと盛るのにも似合います。
野菊は、道端や野に咲く小さな花。
そんな景色もまた、道中の愉しみのひとつです。
旅の景色を、一枚の便りに。
鞠子の樹 ― 旅の絵葉書 ― 二枚組
一枚は、富士・鞠子の樹・道中の人物・弥次喜多さんを描いた「駿河三景・鞠子宿」。 もう一枚は、鞠子の樹に込めた景色と物語をたどる心象図説版です。
旅の記念として。
旅先から、誰かを想う便りとして。
あるいは、小さな絵として傍らに。
鞠子の樹の物語を、旅の先へ。
一本の樹から始まった「鞠子の樹」。
家で、ひとり蒸す。
ときには道具を携えて外へ。
蒸して、盛って、ひと休み。
そして、その景色を一枚の便りに。
独楽の時間を、蒸して愉しむ。